「これが私の口ですか!?」ある人は驚き、ある人は誇らしげに、ある人は少し残念そうにご自身の口に向き合います。
ヘルスケア診療において規格性のある口腔内写真は単なる患者説明用のツールではありません、口腔内写真は経年的な変化をみるためのベースにもなり、院内での情報共有にも、そして患者さんを勇気付けたり、疾病に向き合ってもらうためにも欠かせません。
継続的に撮影を行った口腔内写真は時としてその方の人生すら垣間見せてくれることがあります。
規格性のある口腔内写真の撮影と活用とは
「規格性のある口腔内写真」と簡単に言いますが、患者さんに苦痛や負担を感じさせていないか、カメラやミラーなどの道具が規格性のある資料採得に耐えうるか、アポイントの時間の中で素早く撮れるか、撮った写真を患者さんと共有できているか、管理をどのようにしているか、振り返りができる体制が整っているか・・・、そうした配慮がなければ、ヘルスケア診療はできません。ヘルスケア歯科学会では、歯科衛生士の研修会や動画、書籍等を通じて、規格性のある口腔内写真を撮影し、活用できる医院づくりの学びを提供しています。






